大阪医科大学神経精神医学教室

PTSD専門外来

PTSDはPost Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害の略称で、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。

よく見られる症状として、以下の様なものが挙げられます。

1. 突然、つらい記憶がよみがえる(フラッシュバック)

事件や事故のことなどすっかり忘れたつもりでいても、ふとした時に、つらい体験の時に味わった感情がよみがえります。
それは恐怖だけでなく、苦痛、怒り、哀しみ、無力感などいろいろな感情が混じった記憶です。
周りからみると、何もないのに突然感情が不安定になり、取り乱したり涙ぐんだり怒ったりするので、理解に苦しむことになります。
その事件や事故を、もう一度体験しているように生々しく思い出されることもあります。また、同じ悪夢を繰り返し見ることもPTSDによくある症状です。

2. 常に神経が張りつめている (過覚醒)

つらい記憶がよみがえっていない時でも緊張が続き、常にイライラしている、ささいなことで驚きやすい、警戒心が行き過ぎなほど強くなる、ぐっすり眠れない、などの過敏な状態が続くようになります。

3. 記憶を呼び起こす状況や場面を避ける (回避)

何気ない日常の中につらい記憶を思い出すきっかけがたくさん潜んでいます。多くのPTSD患者さんは何度も記憶を呼び起こすうちに、そうしたきっかけを避けるようになります。
どんなことがきっかけになるかは本人でなくてはわからず、本人も意識できないままでいることもあります。
意識できない場合でも、自分で気づかないうちにそうした状況をさけるようになるのです。
その結果、行動が制限されて通常の日常生活・社会生活が送れなくなることも少なくありません。

当科では一般初診を経て、初診担当医師が必要と判断した場合にPTSD専門外来を受診していただくことができます。専門的な治療法として持続的暴露療法 (Prolonged Exposure)や薬物治療を専門の医師や心理士より行います。詳しくは初診担当医師や専門外来受診時におたずねください。

受診について

受診までの流れや連絡先はこちらをご確認ください。
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