大阪医科大学神経精神医学教室

検査入院について

メンタルヘルス検査入院について

当科では「メンタルヘルス検査入院」を行っており、これまで200例以上の患者さんが受けられています。
これは大学病院内の開放病棟を利用して2泊3日の入院で様々な検査を行うものです。
この検査入院は以下の様な方を対象としています。

  1. 新しく精神科を受診しようと思っているが、必要な検査を受けてから通院を始めたい。
  2. これまでに精神科受診をしているが、詳しい検査を受けたことが無いので一度受けてみたい。
  3. 病状、病名や薬の説明など精神科での医療行為について理解出来ないことが多い。心理検査を含めて多面的な評価をして欲しい。

「メンタルヘルス検査入院」希望の方も通常通りに初診受診を経て、検査予約日を設定いたします。月曜日、もしくは水曜日の昼前に入院していただき、それぞれ水曜日、金曜日の昼前に退院していただきます。個室にて過ごしていただきますので、プライバシーは守られます(別途個室料金がかかります)。検査結果は後日まとめて担当医より説明を行い、結果のファイルをお渡しいたします。

以下の検査を入院期間中に行います。

  1. 脳画像検査(MRI、場合によってはCTとなることもあります)
  2. 脳波
  3. 光トポグラフィー検査(NIRS)
  4. ウィスコンシンカードソーティングテスト
  5. 知能検査
  6. 描画法を含めた心理検査

個室料金を足して、2泊3日で3割負担の場合7万円〜8万円程度の自己負担となります。

認知症検査入院について

現在日本は世界中を見回しても例を見ないような高齢化社会となっており、今後も高齢者の人口は増え続けることが予想されています。そこで問題となってくるのは近年目にすることが多くなった「認知症」です。当然「認知症」と「加齢によるもの忘れ」は大きな違いがあり、その鑑別を行うことが重要です。「認知症」の原因はさまざまであり、その原因検査のため多方面からの検査を行う必要性があります。そのため当科では速やかに検査を行い、早期診断、早期治療を提供するためのプログラムを平成22年より開始いたしました。

【外来受診の予約】

検査入院していただく前に、一度外来にて、問診・診察をさせて頂きます。完全予約制になっていますので、かかりつけ医の先生からの紹介状を医療連携室を通して用意していただくか、患者ご家族から電話予約となります。(0726-83-1221:精神科外来)

【外来受診】

診察は問診、神経学的検査などを行います。緊急性の高い疾患であるかの鑑別のため頭部CTを撮影することもあります。その後もの忘れの専門医の受診を受けていただき、検査のプログラムをご説明させて頂きます。

【認知症検査入院】

基本的には任意入院であり、開放病棟の個室を使用致します。個室にて過ごしていただきますので、プライバシーは守られます(別途個室料金がかかります)。

【検査内容(例)】

火曜日:診察、説明、頭部MRI、心理検査、脳波検査
水曜日:採血、胸部レントゲン、心電図、認知機能検査
木曜日:脳血流SPECT
必要に応じて追加の検査を行うこともあります。

【検査結果説明】

約2週間後当科における所見を含め、検査結果をご説明させて頂きます。この際ある程度治療方針をお話することもあります。

光トポグラフィー検査について

本年4月より厚生労働省が定める基準により保険収載されました。
これまで自己負担で行ってきた同検査が、保険で支払いが行えるようになったことは画期的なことです。しかし一方では、これまで曖昧であった検査に伴う条件が厳格化されたこともあり外来だけでの情報提供が難しくなりました。

今後は同検査を希望される方はメンタルヘルス検査入院の一環としてお受け頂きますようお願い致します。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

受診について

受診までの流れや連絡先はこちらをご確認ください。
(大阪医科大学付属病院のページが開きます)